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すぐ怒る、すぐキレる人たちに傷つけられないようにするには



先の記事で、急に怒らない心にする方法を書きました。


しかし社会は途方もなく無秩序で、誰でも急に怒って相手に高圧的な態度を取り、ストレスを発散するような世界です。
自分が急に怒らない心にしたとしても、誰かが急に怒ってそれに傷つけられることもよくあります。
そこで、今日はそんなすぐに怒る人たちに、自分が傷つけられないようにする方法をまとめました。




架空の世界の出来事だと思う


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誰かから怒りの感情を向けられた時は、これは現実ではなくドラマや映画などの架空の世界の出来事だと思うようにしましょう。
そして、自分の人生を客観視する習慣を持ちましょう。
怒られている自分が自分でなく、第三者の視点で観察することで、常に冷静でいられるようになります。


怒っている相手に常に冷静でいることは極めて重要で、上手く行けば相手の怒りを交わし、自分へのストレスをゼロに近づけることができます
さらに、自分への怒りの感情は無意味であることを相手に認識させることで無駄な時間を浪費せずに済むことができます。


もしどうしても冷静でいられないのであれば、自分が動揺する演出しているのだと思いましょう。
怒っている相手に動揺すると、相手は「自分の怒りが効いていると判断」し、ますます図に乗るので、あまり良いリアクションとは言えません。
しかし、最低限自分への精神的なダメージを低減させるには、こういう演技をしてやっているのだと意識することから始めましょう。
まるで、ドラマの役者を気取るかのような動揺っぷりを意識すれば良いのです。
そこで相手が調子に乗って怒りをヒートアップしてきたら、自分の演技力が本物であると自信を持ちましょう。
動揺する演技に慣れてきたら、今度は徐々に冷静でいる演技をするように心がけましょう。


思いやる相手は選ぶ



すぐ怒る、キレる人たちによって傷つけられる人の大半は、思いやりのある生真面目な人です。
単に怒りによって自分のストレスを発散しているだけの人に対しても、「私が悪いんだ」と考えてなりません。
なぜそこまでして相手を気遣う必要があるのでしょうか?


この世界では、「相手のことを思いやる」という人間は、「自分さえ良ければそれで良い」という人間に搾取されます。
「相手のことを思いやる」感情は確かに素晴らしいものだと思います。
しかし、誰に対しても生真面目に思いやりの感情を振りまくのは間違っていると思います。


人の愛情や善意を平然と踏みにじる人間も、この世の中にはいます。
思いやる相手はしっかりと選ばないといけません。
「お客様は神様です」などというスローガンも間違っているのです。


そして、最終的には「自分が一番大事である」ということを忘れないようにしましょう。
いつも相手のことを優先して、自分が我慢しているとストレスが溜まっていき疲れてしまいます。
いずれは「相手のことを思いやる」といった感情も破綻していくでしょう。
本当に「相手のことを思いやる」感情を大事にしたいのであれば、まず少しでも自分を大事にすることから始めましょう。
自分を大事にすることが、自分へのストレスを低減させ、結果的に「相手のことを思いやる」余裕ができるのです。


話を聞かない



感情的な発言は論理的ではありません。論理的でないことから、なんの生産性もありません。
生産性のない話はあえて聞く必要はありません。ただのノイズです。
ストレスを発散させたいだけの話を聞いても、人生の何の役にも立ちません。
生真面目に話を聞いても心を痛めるだけです。


すぐ怒る、すぐキレる人たちの発言はお経かなにかだと思いましょう。
もしくは、怒っている人が発言している間は何か別のことを考えましょう。
考えが不謹慎で場違いであればあるほど、相手の発言が言葉として頭に入ってこなくなります。

発言を言葉として認識しないことで、脳へダメージを与えないようにします。


無表情・無感情になる


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先も上げたように動揺してしまうと、怒っている人間をますます図に乗らせ、余計に怒らせてしまいます。
動揺する演技であればまだ良いのですが、相手を余計に怒らせて拘束時間を長引かせないためにも、やはり冷静でいることが一番重要です
とりわけ無表情・無感情であれば、相手は自分の怒りが効いていないと判断し怒るのをやめます。


では、いかにして無表情・無感情になればいいのでしょうか。

答えは、日頃から無表情・無感情を意識し、感情を大げさに表に出さなければよいのです。
具体的には、一日10分だけでも座禅を組むことが良いでしょう。
座禅を組むことで心を落ち着かせ、精神を研ぎ澄まし、何も考えない、何も感じない無の世界に意識を集中します。
そうして、自分の脳に「無の世界へ集中する心」を形成しましょう。

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ところで、あなたはお坊さんが動揺したり、感情的になったりしているところを見たことがあるでしょうか?
おそらくないと思います。
彼らが動揺したり感情的になったりしない理由の一つとして、日頃から無に意識を集中していることがあります。
また、宇宙規模で考えれば、個人のいさかいなどは些細な事で、どれも自分の生きる意味を失ったり否定したりするものではありません。彼らは、些細な事で動揺したり感情的になったりすることには、何の意味も持たないということを理解しているのです。


相手の怒りの正体を考える



古人曰く、敵を知り己を知れば百戦危うからず。
怒りに傷つけられないためには、まず怒りの本質や正体を知る必要があります。


なぜ、人は怒りをあらわにするのでしょうか?
怒りの感情は危険な感情であり、向けられた側を恐怖に陥れますが、向けた側も立場を危うくします。
それ故、人は怒りの感情を「理性の力」によって抑制するようにできています。
怒りの感情が表に出てくるのは、「理性の力」による抑制が効かなくなった、あるいは最初から抑制されていないからです。


つまり、先の記事に書かれた内容と逆のことをしている人たちは「理性の力」が弱いと判断できます。


何かに依存している人日頃からギャンブルやゲームに執着している人
劣等感や鬱憤を溜め込んでいる人こうなって当たり前だと思う人などです。

全てがそうであるとは言えませんが、このような様子が見られる人たちには、「理性の力」が弱いのであまり接触しない方が良いです。
そのような人が比較的多い場所(例えば、パチンコ店やゲームセンターなど)に近寄らないのも良いでしょう。

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参考文献



前回に引き続き、再び参考にさせていただきました。
怒りの感情の原因、怒りやすい脳になってしまう悪い習慣など参考になりました。


人生を客観的に見ることで、精神が受けるダメージを減らすという話が参考になりました。
相手への怒りの感情だけでなく、生きていて辛い出来事にぶつかった時への対処法なども書かれています。


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