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【シャーリー】メイドはやっぱり長袖ロングスカート【森薫】



昔メイドについて調べていたらたまたま見つけましたこの漫画。

シャーリー。





13歳の少女が健気にメイドとして働く話です。

メイドと言っても、特にいかがわしいことはないので安心して読めます。





あらすじ



時は19世紀末。ところはイギリス。

町でカフェを経営する独身女店主、ベネット・クランリー(28歳)は、生活の苦しさ、忙しさなどからメイドを募集する。

募集要項に年齢制限を書いていなかったことから、ベネットのもとにシャーリー・メディスン(13歳)が現れる。

シャーリーが若すぎることから、ベネットは最初に採用することをためらったが、
不採用にすると他に行く宛がないかもしれないことと、自分の大好物の料理を作ることが出来るといったことから採用を決意。


以後、13歳の少女シャーリーがメイドとして、献身的にベネットのために働く日常を描いた漫画である。



この漫画の良いところ



ちゃんとしたメイドを描いている




この漫画の良いところは19世紀末のイギリスを舞台にしたメイドを描いているところですね。

メイドと聞くと、大多数の人は某秋葉原のメイド喫茶を想像し、いかがわしいイメージがついて回ります。

大抵の人は、薄っぺらい生地を使った、半袖ミニスカートのメイド服を想像されるかと思います。

風評被害もいいところです。

この漫画ではそういったいかがわしい描写はまったくなく、ちゃんとした時代考証の元、真面目にメイドを描いています。

メイド服もちゃんとした長袖ロングスカートです。

なので、そういったあざといメイドが苦手な方でも楽しめます。



ページをめくるたびに画力が上がっている




次に良いところとして、画力が高いところですね。

2巻になると、かなりレベルが上がっています。




まあ1巻の発刊から10年も経っていますからねえ。

花や服の模様、フリルなど細かいところまで描かれており漫画というレベルを超えています。


この漫画の作者、森薫先生は他にもいくつか単行本を刊行しており、とりわけ「乙嫁語り」でその実力が存分に発揮されております。






シャーリーは無口だけど感情豊か




シャーリーが無口なのも好印象。

あんまりペラペラ喋りすぎる主人公だとなんか軽薄で萎えるから。

無口なぐらいがちょうどいいです。

その代わりに表情や感情が豊かです。

うさぎみたいで可愛いです。


また、シャーリーの表情で彼女の心情を察するのが、この漫画の醍醐味でもあります。




セリフが少ないから挿絵の表情や風景などから想像力をかき立てられる




シャーリーがしゃべらないだけでなく、
この漫画は全体的に文字が少ないので、長いセリフを読むのが苦手でも大丈夫です。


殆どが挿絵の人物の表情や風景などからその心情を察するようになっています。


挿絵の描写がとても印象的で、先生の画力もあり、良く描けています。


登場人物の悲しい、嬉しい、そういった感情が手に取るようにひしひしと伝わってきます。



感想まとめ




この漫画の醍醐味は、印象的な挿絵の描写から登場人物の感情を察することです。


最近の漫画は登場人物が喋り過ぎで、想像に楽しみが感じられないことが多く、辟易していました。


こういった登場人物があまりしゃべらない漫画、挿絵から想像を楽しむ漫画は大好きです。


それからメイドが主人公の漫画ですが、いかがわしい描写などまったくなく、ただただ普通に日常が展開していきます。それも好印象。




しかし、残念なことに発刊の頻度が低いので、次の3巻が発売されるまでかなり時間がかかりそうです。


もっと先生のメイド漫画読みたいのに残念です。


そんな方は、先生の描く別のメイド漫画である、「エマ」も読んでみると良いです。


この漫画の主人公(エマ)もあまりセリフがないので「シャーリー」で楽しめた方は楽しめると思います。




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