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豆腐メンタルの正体は回避性パーソナリティ障害!?


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豆腐メンタルの正体は「回避性パーソナリティ障害」では無いのかと考えています。
この記事でそう考えるに至った根拠、回避性パーソナリティ障害の特徴を並べていきます。






回避性パーソナリティ障害とは



回避性パーソナリティ障害(以下、回避性)とは、自分への自信のなさや人から馬鹿にされるのではないかという恐れのために社会で関わることや、親密な対人関係を避けることを特徴とする状態です。


この状態が悪化することにより、会社への出社拒否や、学校への登校拒否、
人間関係が希薄化するなどの問題が発生します。
以下、回避性と思われる特徴を挙げます。



特徴1:他人の批判に敏感で恐怖心を持っている


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回避性の最大の特徴として、「対人関係において傷つきやすい」というものがあります。
特に、他人から拒否されたり、否定的なことを言われたりすることに恐怖心を持っています。


たとえ相手に悪意がなく、冗談のつもりで言った言葉にも、馬鹿にされたように感じ、深く傷つきます。
この傷つきやすさが原因によって、接客や電話対応などの対人接触業務などを避けている場合、回避性である可能性が浮上します。
ただ傷つきやすいというだけではなく、傷つきやすさにより実際に対人接触を避けているという点が問題です。




特徴2:相手からの好意を確信しなければ人と関係を持たない



人と関わり、親密な関係に発展するために、時には本音を言う必要があります。
しかし、回避性の人は他人にどう思われるかが不安で、なかなか本音を話すことはできません
相手から見れば、よそよそしい人と判断され、次第に回避性の人から距離を取るようになります。



では、回避性の人は誰にも自分の本音を話さないかというと、それは違います。
回避性の人は、自分に対して明らかな好意や関心を持っていると判断した場合のみ本音を話します
自分に対する好意や関心が明白であると判断することで、相手から否定されることはないと思い、本音を話します。
問題なのは、その判断までに時間がかかることです。
回避性の人と親密な関係になるには最初のハードルが高いのです。




特徴3:他人にどう思われるか不安で、親友でも遠慮して話す



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回避性の人と親しくなれば、ある程度本音を話すようになりますが、完全に自分を晒すことは少ないです。
親友や家族に自分の本当の本音を言うと、嫌われるのではないかと不安になってしまうからです。
回避性の人が本当の本音を言うには、その人とのかなり高い信頼関係が要求されます。


したがって、回避性の人が本当の本音を言わないことに対して憤りを感じてはいけません。
憤りを感じて、回避性の人に本当の本音を言うように迫るのは逆効果です。
そんなことをすると回避性の人との信頼関係は一気に破綻します。
重要なのは迫ることではなく、回避性の人を受け入れること(彼らの話に耳を傾けること)です
ずっと受け入れ続けることで、信頼関係はさらに高まり、いつかは本当の本音を語るようになります。



特徴4:対人スキルがなさすぎるという思い込み



回避性の人は、自分には対人スキル(コミュニケーション能力)が無いと思い込み、対人関係に対する苦手意識があり、自信を持っていないことが多いそうです。
回避性の人は自分の対人スキルに関して厳しめに判断します


例えば、自分が話している時に、わずかに相手が顔をしかめたなど、ほんの些細なことにも敏感に反応し、自分の対人スキルの無さを責めます。
結果的に、対人関係を必要とする場を避けて行動するようになります。
人の表情や容姿が見えないインターネット上に駆け込み、活動するようになります。
人の表情が見える現実の世界よりも、表情が見えないネットの世界のほうが安心感を覚えるのです。



特徴5:自尊心が無く、自分の能力を否定的に捉える


回避性の人は、自分のことを実際の能力よりも極端に低く、卑下して見てしまうという点があります
どんなに優れた点を持っていたり、過去に実績を挙げていたりしたとしても、自分のことを低く評価し、自分の能力を信頼していません。
どれだけ自分が成功したとしても、どれだけ人から認められたとしても、自分の能力を認めようとしません。
それだけではなく、自分に対する否定的なことや、不運な失敗が重なると、完全に自分の能力を否定して見るようになります。



回避性の人が過去に何かしらの実績を挙げており、それを他人に豪語する場合もあります。
それは自尊心があるのではなく、単に虚勢を張っている可能性があります。
本当に自分に自信がある人は、あえて他人にまで言うことはありません。
自分の能力を信頼していないから、虚勢を張り、他人に自分の能力を認めてもらおうとします。
他人に認めてもらうことで、自分の能力が確かなものであると確認しようとしているのです。
虚勢を張ることは自分に自信が無いことの裏返しなのです。




特徴6:リスクを取って挑戦することができない



回避性の人は、失敗するかもしれない挑戦をして危ない橋を渡るよりは、確実にノーリスクで挑戦できるものを選ぶ場合が多いです。
回避性の人は失敗をして傷つくことや恥をかくことを極端に恐れています
例えば、異性から明らかな好意を向けられたとしても、自分からデートに誘うということはしません。
万が一断られて赤っ恥をかくことを恐れているからです。






参考文献




この本の第二章の部分に回避性パーソナリティ障害について、具体例を含めて詳しく解説されています

また、自分の回避性に上手く付き合っていく方法なども書かれており、
いずれその方法についてこのブログで紹介していきたいと思っております。


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