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目標のない生き方のほうが、グッと楽になれる

目標は自分を苦しめるかもしれない.jpg 

なにか行動を起こすとき、私たちは「目標」というものを立てます。
物事に真剣に取り組む姿勢は立派ですが、自分で作った「目標」で自分自身を苦しめてはいないでしょうか?

理想を得るために作るのが目標であり、それに苦しめられるようでは本末転倒です。
苦しむために苦しみを作るなんて、ただむなしいだけです。
この記事では、目標のない生き方のほうが楽であること、目標よりも大切なものについてまとめました。




目標のない生き方のほうがとても楽


人間が快適に生きるためには、目標なんて必要ありません。
なぜでしょうか。
それは自分が良かれと思って立てた目標によって、知らぬ間に自分自身を苦しめてしまっているからです。

例えば、目標について全く考えない子供は、なんでも楽しみます。
ゲームにせよ、スポーツにせよ、なんでも全力で楽しみます。
勉強は違うと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強が嫌いな子供は、ある意味洗脳されている状態と言えるでしょう。
無責任な大人たちから、「勉強は苦しい」「勉強は難しい」「でも勉強しないとろくな大人にならない」などという悪いイメージによって洗脳されているのです。
特に、「立派な大人になるには勉強しなければならない」などというのは、目標の押し売りでしかありません。
そのような陳腐な目標の押し売りは、誰だっておもしろく感じないでしょう?
この目標の押し売りをされる前の純粋な状態であれば、勉強も楽しむことができるのです。

目標がなく、ただ目の前にあることを全力で楽しむ子供たちは、大人と違って、いっさい迷いがありません。
迷いのない生き方だから、全然苦しくありません。とても楽です。


目標よりも大切なもの

この瞬間に意識を向けて生きていく.jpg 

目標よりも大切なものがあります。

「今」です。

今生きている、この瞬間に目を向けてみましょう。
自分の行動をどんどん細分化していき、時が経つ、その刹那に目を向けていきます。

例えば、私は今、デスクトップパソコンを使って記事を書いています。その動作を細分化するのです。
頭で考え、指を動かし、キーボードをたたく。
もっと細分化すると、こうなります。
脳へ血液が循環していき、脳から指先へ司令が届き、指が動いて、キーボードのキーに接触し、キーボードの基盤が反応して、パソコンに司令が届き、画面に打ち込んだ文字が表示される。

こうして自分の行動を細分化していき、その瞬間の行動に目を向けて、全力を出せばよいのです。
自分の想像で作られた目標よりも、今この瞬間の現実に目を向けて行動を起こすのです。
簡単に言うと、先の項で挙げた子供たちのように、今この瞬間を全力で楽しむこと。

瞬間を楽しんでいる間は、自分を苦しめるものは頭から消えていきます。
瞬間、瞬間に目を向けて行動し続けていけば、自分の想像で作った目標なんてたいした価値のないものだということがよくわかります。
目標なんてはじめからいらなかったのです。


どうしても目標がないと生きることができない場合


ただ生きることに目標はいらないとはいえ、目標がないと死んでしまうという方もいるでしょう。
何かにすがってまで、目標や自分の生きる意味を見つけようとする方もいます。

そんな方は、自分が本当にやりたいと思うことをやりましょう。
思考と行動が矛盾していると、脳に多大なストレスを与えてしまいます。
自分のやりたいことをすぐにやる、今すぐやる。そうして、自分の中の不自然な状態をどんどん取り除いていく。
自然体になっていく。ギアをニュートラルに入れる。右でも左でもない、中央へ。

それを徹底していけば、自分の中で目標が生まれ、やがては信念を超越し、生きる糧になります。
生きる糧、つまり行動が自分の日常生活の一部になってしまえば、もはやそれで苦しむことはありません。
実現不可能な目標を立てて、がんじがらめになることもありません。


まとめと参考文献


  • 目標は自分を苦しめるもとだから、やめよう
  • 目標を意識するよりも、今この瞬間を意識しよう
  • 自分のやりたいことを今すぐ全力でやって、生きる糧にしよう

参考文献はこちらです。


この本の第二章、「目的が存在しない生き方」を参考にしました。
行動の瞬間に目を向ける、行動を細分化する、今この瞬間を楽しむなど、この章のほとんどは作者のアルボムッレ・スマナサーラ氏の意見に賛成です。
しかし、なぜ生きるのかという問題について「人格向上のため」と断定する考えにはやや反対です。
それさえ目的であり、自分を苦しめるのではないかと思うからです。

私は、苦しまないためにも、人間がより自然体であることを最重要視します。
人間は本能で苦しみを遠ざけるようにできています。にも関わらず、あとからとってつけた決まり事やしきたりなどに従って、人間は苦しみます。
本来であれば、苦しむ必要がないのに、無駄に苦しんでしまっているのです。
そう考えると、人間が自然に還ることが、苦しみから完全に解放される唯一の手段ではないでしょうか?

とは言え、今の社会で自然に還って生活することは、とてつもなく難しいことです。
だからこそ、この社会で生き残るために、ひとりひとりが心の歪みを取り除き、心を制して生きていくべきだと思います。
なぜ生きるのかという理由は、自分が自然体になって考えれば、いずれ見つかります。人それぞれ生きる道がたくさんあって、人それぞれが違うと思います。
しかし、苦しみから開放されるためには、心を制することが重要だと私は考えます。

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おとうふ


豆腐メンタルですが、ネットの片隅に生きる半端者です。メンタルが弱くても世の中でうまく生きていく方法を研究しています。
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