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最終的には自分を優先するべき3つの理由


心を酷使すると歪みます。
歪んだ心を元に戻すには、気が遠くなるような時間と力が必要になります。
特に生真面目で、思いやりのある人こそ危険です。

生真面目さ、思いやりの心を大事にしたいなら、自分を優先して、いたわることも考慮しましょう。
自分を優先することは必ずしも悪いこととは限りません。

この記事では、最終的には自分を優先するべき3つの理由をまとめます。




その1:自我枯渇のリスクがあるから


相手ばかりでなく自分ばかりでもない中道を意識する.jpg 

ダイエット中や、禁煙中の人が怒りやすくなるのはなぜでしょうか?
ダイエットや禁煙で、心を酷使しているからです。

心理学に「自我枯渇」という言葉があります。
強い自制を繰り返し行うと、徐々に自制心が疲弊していき、やがて自制できなくなるということです。

自分を粗末に扱い続けると、心が疲弊していき、自分をコントロール出来なくなるのです。
自分の思い通りにならない事からストレスも貯まっていき、不幸な事態に発展してしまう可能性さえあります。
心が疲弊して、歪んでしまわないためにも、最終的には自分を優先して、いたわるべきなのです。


また、仏教においても、中道(ちゅうどう)と言う言葉があります。
極端に厳しい修行を繰り返していると、他人にも厳しくなり、思いやることが出来ません。
しかし、いつも怠けて修行をおろそかにしているようでは、言葉に説得力がありません。
大事なのは、どちらにも偏ることのない中道を維持すること。それが心を制するということです。


その2:相手を優先させることが出来るから


自分を思いやることで、相手を思いやる.jpg 

先の項でも申し上げたとおり、いつも相手のことを優先して、自分が我慢しているとストレスが溜まっていき疲れてしまいます。
いずれは「相手のことを思いやる」といった感情も破綻していくでしょう。

本当に「相手のことを思いやる」感情を大事にしたいのであれば、まず少しでも自分を大事にすることから始めましょう。
自分を愛せずして、他人を愛することが出来るでしょうか?最終的には「自分が一番大事である」ということを忘れてはいけません。
自分を大事にすることが、自分へのストレスを低減させ、結果的に「相手のことを思いやる」余裕ができるのです。


その3:自分に自信が持てるようになるから


自分を優先することで、自信は積み上がっていく.jpg 

相手ばかり優先させてしまうと、萎縮してしまいます。
日本の小売企業などにおける、顧客至上主義がその代表例です。小売店のスタッフは、とても萎縮して働いています。
顧客が口を開けば、店員は平謝り。
「申し訳ありません」「直ちに対応いたします」「お待たせして申し訳ありません」
常に心を酷使し、顧客を優先させることばかり考えています。
日本の自殺者数が多い理由としても頷けます。
彼らは、顧客と企業の掲げる顧客至上主義に殺されたといっても過言ではありません。

相手を優先させすぎると、萎縮します。
萎縮してしまうと、より相手ばかり優先してしまいます。
この負の悪循環に陥ってしまい、最終的にはこの身が滅びるのです。

相手の無理な要求にはNOと言う。最終的に自分を優先することで自信を持つ。
そして、我々が自分の心を制して、相手を痛めつけない。
それが相手のためであり、自分のためでもあるのです。


まとめ


まとめます。
最終的には自分を優先するべき3つの理由は以下のとおりです。

  • 心が疲弊して、歪んでいく可能性があるから
  • 自分を優先させることで、相手を思いやることが出来るから
  • 自分に自信を持つことで、自分の心を制することができるから

心が一度歪んでしまうと、元に戻すまでにかなりの時間と力が必要になります。
相手ばかり優先させて、心を歪ませることのないように、最終的には自分を優先させるべきなのです。

そして、どちらにも偏ることのない、中道を意識します。
相手ばかりでも、自分ばかりでもなく、どちらも大切に思う中道の心を持つこと。
それが心を制するということです。


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