みかんの皮でアジの開きを燻製してみた
燻製の本によると、燻製ウッドの上に、コーヒーやみかんの皮などを置いて一緒に燻製することで、食材がより美味しく仕上がるそうです。
さっそく乾燥させておいたみかんの皮でアジの開きを燻製してみました。
仕込み
まず、アジの開きを燻製の網に載せて冷蔵庫で保存。2~3時間放置して、乾燥させます。
その間に事前に乾燥させておいたみかんの皮を用意します。
みかんの皮をてきとうにちぎって、100均で買った洗濯用のネットに入れて、2~3日外で乾燥させることで出来ます。
このままだと燃え尽きないかもしれないので、さらに細かくちぎります。フードプロセッサーやミキサーがあれば、それを使って粉状にすると良いでしょう。
手でちぎっていると、みかんのいい香りが手につきました。これは期待できそうです。
ちなみに、すり鉢で擦ろうかと思いましたが、みかんの皮は擦れませんでした。
いざ燻製
さっそく燻製をします。
ダンボール燻製器を組み立て、冷蔵庫で乾燥させておいたアジの開きをセット。
今回使用する燻製ウッドはナラです。
魚介類を燻す時はこれが無難でしょう。クセがないので魚のうまみを活かせます。
今回はみかんの皮を追加で使うことから、自己主張のないナラはちょうどいいです。
乾燥させておいたみかんの皮をウッドの上に載せます。
可燃物を載せるわけですから、着火しないように定期的に監視して、水の入ったバケツも近くに用意しておくほうが安全です。
待つこと、3時間。
多少みかんの皮が燃えずに残りましたが、ウッドが燃え尽きたので終了です。
美味しそうに仕上がりました。油がギラギラと光っています。
実食
燻製したアジの開きを魚焼きグリルで焼きます。
裏面にひっくり返したら、すぐに引き上げましょう。でないと、アジの開きが丸くなってしまいます。
食べてみました。
たしかに美味しく、微かに甘みを感じますが、あまりみかんの風味や香りは感じられませんでした。
やはり、みかんの皮をミキサーなどで粉状にしたほうが、香りが出て良いのかもしれません。
ただ、前に燻製したときよりは美味しくいただけました。
燻製前に冷蔵庫で乾燥させて余分な水分を飛ばしているので、エグみがなく身がジューシーに仕上がっています。
普通に燻製したアジの開きはこちら。
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