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DIVE!!第10話「MEET THE MONSTER」の感想




オリンピック代表の選ばれ方に不服がある要一が取った行動とは。
DIVE!!第10話の感想を書きます。






日水連の会長に直談判したい要一




オリンピック代表選手の選考に納得いかない要一は日水連の前原会長に直談判を考える。
その許可を父親の富士谷コーチに取ろうとするが、却下される。


前回の終盤で飲食店に駆け寄ろうとしたその後のことはどうなったのでしょうか。
寸のところで引いたのでしょうか。
何にせよ、このままだと飛び込みのパフォーマンスに影響し続けるから仕方がありませんね。



麻木コーチがアメリカに引き抜かれる!?




知季とレイジがMDCに入ると外国人男性と英語で会話する麻木コーチ。
レイジは持ち前の英語力で会話の内容を察し、知季を連れてその場から隠れる。
どうやら麻木コーチがアメリカに引き抜かれる可能性があるという。
その焦りからか、知季は飛び込みを失敗して怪我をしてしまう。
意識はあり、元気そうにしているが、しばらく練習は休まなければいけません。



メンタルの問題がよく目立ちますね。
もっとメンバーが飛び込みに集中できる環境をコーチが一丸となってつくる必要があるのではないでしょうか。
外国人男性と会話する麻木コーチはまだ確定事項でないことからともかく、前回の富士谷コーチの安全パイ発言などは特に慎むべきだと思います。



知季のお見舞いに来る一同




怪我をした知季の見舞いに行く要一と飛沫ら3人。

飛沫「やっぱ俺、疫病神だな」
飛沫「俺が津軽から戻ってきた途端、ライバルは練習サボルわ、超スランプだわ、で今度はもう一人のライバルが怪我だなんてよ」


飛沫の表情を見ると冗談ではなさそうですが、それは違うでしょう。
これはオリンピックによるものだと思います。
おかしな選考でオリンピック代表に選ばれたから、要一は練習をサボるようになった。
オリンピック代表に選ばれなかったから、焦りを感じて知季は怪我をした。
飛沫が関係しているというのは単なる偶然に過ぎません。

それにしても、飛沫はかなりメンバーと打ち解けてきましたね。
3話でMDCに加入した頃に比べれば、かなり丸くなったように見えます。



知季「僕達のオリンピックじゃないような気がして」




知季「結局オリンピックも大人たちがつくった枠の一つなんじゃないかなって」
知季「僕達のオリンピックじゃないような気がして」
知季「オリンピックの真ん中にいるのは顔も見たこともない大人たちなんだなって思うと、つまらなくなって」


「受験は団体戦」などというスローガンを掲げ、国立大学の進学率だけを気にし、自分たちの考えばかり強要する自称進学校の教職員なども似たような感じでしょうか。
本来は自分たちが主役なのに、水を差すな、介入するなということですね。
その考えわかります。しかし組織に属している以上、上の者からの介入は完全には避けられません。

上の者からの介入を防ぐには、組織を抜けるか、自分だけの枠を作り納得するか、上の者に介入をやめてもらうように直接言うしかないのです。
この話により要一は日水連の会長に直談判する意志を強く固めるようになります。



要一「あんたはそればっかりだ!!」




富士谷コーチ「でももし君が会長に失礼な態度を取れば、MDCは存続・・・」
要一「あんたはそればっかりだ!!いつだってあんたは俺よりMDCが大事なんだ」
要一「これはあんたのオリンピックじゃない、俺のオリンピックだ。」

遂に要一の不満が爆発しました。
親に敬語を使って話している普段と違って、かなり感情的になっているようです。
しかし富士谷コーチは、選手が主役じゃなく、大人が自分たちでつくったオリンピックを見て本当に面白いと思っているのでしょうか?
選手が最高のパフォーマンスを行って、みんなの心に残ってこそのオリンピックではないでしょうか?



麻木コーチ「飛ぶのは『僕達』じゃない『あなた』なのよ」




知季「僕達だけ置いていかれるみたいで、ちょっと寂しいっていうか」
麻木コーチ「しっかりしなさい、飛ぶのは『僕達』じゃない『あなた』なのよ」
麻木コーチ「戦いなさい、一人で、あなたにはそれが出来る」


これも、3話の飛沫の言葉「一人で飛べ、ガキ」の伏線でしょうか。
やはり麻木コーチはMDC全体を強く重んじる富士谷コーチとは対照的のようですね。



要一「僕のオリンピック内定を白紙に戻してほしいんです」




自分のオリンピックを取り戻すために、内定を取り消して欲しいと願う要一。
それに対し、前原会長は
会長「オリンピックは君だけのものじゃないんだ、私はねメダルが欲しいんだ。たとえ地獄へ落ちてでもこの手に入れたい」


自分がメダル欲しさに行動するあまり、メダルから遠ざかっていることになぜ気づかないのでしょうか。
本当にメダルが欲しいのであれば、選手が最高のパフォーマンスを行えるように全力でバックアップしていくべきだと思います。
そしてメダルは選手のものであって、あなたのものではありません。
選手を私物化したような負の感情が渦巻くものに、本当の結果が得られるとは思いません。
仮に結果が得られたとしても、満たされない心は災いを生み出します。

自分のものは最初から存在しないのです。欲しがっても手にはいらないのです。

会長は歪んでいらっしゃる。
このような欲望全開の歪んだ心では、今後さらに苦しむことになるでしょう。


結果的に会長は要一の要求を受け入れ、内定を取り消します。
取り消した代表権を日中親善試合とオリンピック代表選考会をもって決めることになりました。

なんにせよ要一の要求通り、フェアな審査で代表が決まることによって何よりです。
もっとも、本当にフェアな審査になるかどうかは、蓋を開けてみない限りわかりませんけど。



第10話の感想まとめ



・麻木コーチがアメリカに引き抜かれるかもしれない
・MDC存続のために動く富士谷コーチ
・要一はオリンピック代表内定を取り消してもらう
・オリンピック代表はオリンピック代表選考会で決めることになる


とりあえず、公正な審査で決まるように運んだようで良かったです。
本当に公正な審査で決まるかどうかは、次回のオリンピック代表選考会の結果を見ないことにはわかりませんが。
会長の「一度捨てたものを取り戻すのは容易なものではない」という発言がちょっと引っかかりますね。
もしかしたらこの件を逆恨みに、要一が優勝しても下位の選手に代表が決まったりして。まさかね。


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