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適度なFPSゲームのプレイは自殺を予防するかもしれない





もしかしたら、適度なFPSゲームのプレイは自殺の予防に役に立つのかもしれません
今日はその根拠を、参考文献を元にして説明します。


注)適度にFPSゲームをプレイした人の自殺率が低いというデータや統計と言った類はありません。記事のタイトルの通り、あくまでも推測です。




スリルが脳内のドーパミンを増やす



これはFPSに限らず、エクストリームスポーツや、ギャンブルなどにも当てはまります。
スリルを楽しむ人は、死の危険などの重大な出来事が起こるたびに脳内でドーパミンが分泌されます。
このドーパミンは快楽ややる気を生み出し、生きる原動力になります。

とりわけFPSではエクストリームスポーツやギャンブルなどよりも、比較的スリリングな場面が多く、低リスクで誰でも簡単に始めることが特徴的です。
最近はVR(仮想現実)技術が発達し、より臨場感のあるゲームが楽しめます。


しかし、ドーパミンは人間に快楽ややる気を与えると同時に依存性をもたらします。
また、前頭前野を経由しない反射的な行動を繰り返すと、理性の力が弱まり、キレやすい脳になってしまいます。
ゲームプレイ中に急にキレそうになったら、その日のプレイはやめにしたほうが良いでしょう。
自殺を予防するのが目的ならそれぐらいで十分です。


適度なストレスが自律神経を整え元気にする


自律神経を整える.jpg


自殺を防ぎ、体の調子を整えるには自律神経を安定させることが重要です。
この自律神経は、食べ物の消化や発汗、心臓の動きや血圧など、自分の意思で動かない体の機能を司ります。
自律神経を整えるには、交感神経と副交感神経のバランスを保つ必要があります。
簡単に説明すると、交感神経は体の機能を活動させる神経、副交感神経は体の機能を休ませる神経です。
ちなみに適度なストレスは交感神経を高める効果があります。


FPSの話に戻ります。
FPSゲームをプレイしていると、理不尽な死亡、敵が倒せないなどにより、ストレスを感じることが多々あります。
このストレスが交感神経を高め、体の機能を活発に活動させるのです。
ストレスで血圧や心拍数が上がるのは交感神経が高まっている証拠です。


では、この交感神経を高め続ければ良いのかというと、そうではありません。
この節の冒頭で説明したとおり、体の調子を整えるには自律神経のバランスを保つ必要があります。

毎日平坦で、変化のない生活を送っている人には、交感神経よりも副交感神経が高まっているのでFPSゲームをすることで自律神経のバランスを保つことができます。
しかし、一日中仕事をして残業や人間関係などで疲れている人は、副交感神経より交感神経が高まっているので
FPSゲームをすると更に交感神経を高めてしまい、自律神経のバランスは崩れます。


つまり、日頃ストレスを感じていない、平坦な生活を送っている人は適度にFPSゲームをプレイすることで自律神経のバランスを保つことが出来るでしょう。
それが結果的に自殺予防につながるはずです。


物事を深く考えなくなる



自殺を防ぐには、あまり物事を深く考えすぎないようにする必要があります。
なぜ生きるのか、自分が生きる意味はあるのかなどと言った哲学的な考えは、あまりしないほうが良いです。
それらの哲学的な考えから出た結論や答えは、自殺に関係している可能性があるからです。

あれやこれやと複雑に考えないようにするには、毎日を忙しくするか、直感的に動くゲームをすることが有効です。
特にFPSゲームでは目で見た情報をもとに手を動かすことから、複雑に物事を考えない脳が形成されます。


しかし、やり過ぎは禁物。
冒頭の節で説明したとおり、前頭前野を経由しない反射的な行動を繰り返すと、理性の力が弱まり、キレやすい脳になってしまいます。
物事を深く考えすぎず、すぐにキレない理想的な脳が形成されれば良いですね。



依存性もコントロール出来れば生きる糧になる



FPS、エクストリームスポーツ、ギャンブルなどはスリリングで、脳にドーパミンを分泌させ、やる気と快楽を生み出します。
とりわけ、FPSとギャンブルは時々勝って、時々負ける、「報酬の不確実性」があります。
この「報酬の不確実性」には依存性があります。

たびたび問題視される依存性の問題ですが、私は強い自制心を持って望めば逆に生きる糧になるのではないかと思います。
特にPCゲームであれば、外部ツールを使用してプレイ時間を制限することもできます。
何より、人生に何か楽しいことがあれば、自然と自殺なんて考えなくなるものです。



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